食洗機はあった方が便利?無くてもいい?
2020年06月21日食器を洗う作業というのは主婦にとって大変な作業です。夏場であれば冷たい水を使ったとしてもそれほど辛くないですが、冬場には冷たい水で洗うのが辛いと感じる人もいるでしょう。水洗いだと冷たいですので、お湯を使おうと思うと光熱費がかかるということになります。食器を洗う作業自体が手荒れを促進してしまうために、ハンドクリームが欠かせないという人もいるかもしれません。
食器洗いの辛さを解消する手段として食洗機が存在します。自動で食器を洗ってくれますので、手荒れに悩まされずに済みます。しかし、多くの家庭で食洗機を導入しているというわけではありませんし、せっかく食洗機を導入したとしても使用されていないケースもあります。食洗機に対するネガティブなイメージがあるのです。
まず実際に使ってみると電気代が相当かかるのではないかと思われていたりします。実際の稼働時間は60分程度と言われていますので、その分の電気代がかかるのは確かなことですが、使用するタイミングを電気料金が割安になる深夜にすれば、そこまで大きな問題ではありません。電気代はかかりますが、使用する水量を手洗いで使用する量よりも減らすことができます。食洗機に洗い物を任せるわけですから、その間に別のタスクを行う時間ができたり、今までよりも負担が軽減することが可能です。
食洗機を使うと汚れがきれいに落ちるのかということについて疑問を持っている人がいますが、多くの場合は手洗いよりもきれいに落ちます。ただ、焦げ付いたものや食器にこびりついたものなどは洗い残しの可能性がありますので、食洗機を使う前に手洗いである程度汚れを落としておく必要があるでしょう。下洗いをしないといけないものは、いわば手洗いをしているのと同じようなものですが、手洗いで洗いにくい長細い水筒やザルなどは食洗機を使用すると効果があります。
食洗機を設置する場所に困るということもあるかもしれません。キッチンに設置をする場合、ある程度幅を取る可能性がありますので、もし導入を検討しているのであれば、どこに置けばいいのかをシミュレーションしておいたほうがいいでしょう。設置したためにキッチンでの作業場所が狭くなるということにもなりかねません。
食洗機を購入するならば金額は5万円から10万円ぐらいになります。食器洗いがかなり楽になりますので、最終的にメリットとデメリットを比較しながら決めていくといいでしょう。